2016-12-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、新興国からの資金流出を懸念
週明け19日の香港株式市場でハンセン指数は続落して始まった。米利上げペースの加速見通しを背景に、米ドル高に伴う新興国から米国への資金還流を警戒する売りが先行。心理的節目の22000ポイントを割り込んで寄り付いた。指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.46%安の21919.00ポイントで推移。個別では、時価総額が大きいテンセント(
00700)、AIAグループ(
01299)、チャイナ・モバイル(
00941)が相場の下落を主導している。半面、香港系不動産関連のLink REIT(
00823)や新鴻基地産(
00016)が買われている。