環境マネジメント企業の東江環保（00895/002672）は27日大引け後、A株の第三者割当増資を通じて最大12億元を調達すると発表した。最大35者を対象に最大2億6400万株（発行済み株式総数の30％）を発行する計画で、支配株主の広東省広晟控股集団が最大3億5000万元を拠出する。完了後、広東省広晟控股集団の持ち株比率は30％を超えない見通し。

　調達資金は広東省掲陽市の大南海石化工業区緑色循環中心1期プロジェクトに4億1000万元、湖北省荊州市江陵県の濱江汚水処理場拡張（2期）プロジェクトに1億6500万元、デジタル化・インテリジェント化プロジェクトに1億9000万元、危険廃棄物処理改造プロジェクトに9500万元をそれぞれ投入するほか、残り3億4000万元を運転資金とする。